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竣成
ふりがな文庫
“竣成”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅんせい
80.0%
しゆんせい
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅんせい
(逆引き)
そのすぐ前にそれら東洋の建築と何らの関わりもあらぬ厖大な洋風の建築、即ち来るべき総督府の建物がその
竣成
(
しゅんせい
)
を今や急いでいる。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
それがようやく
竣成
(
しゅんせい
)
していよいよ製造を始めようとするとたんに経済界の大変動が突発してそのまま
廃墟
(
はいきょ
)
になってしまった事などを知った。
写生紀行
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
竣成(しゅんせい)の例文をもっと
(8作品)
見る
しゆんせい
(逆引き)
鐵材
(
てつざい
)
の
運搬役
(
うんぱんやく
)
でも、
蒸滊機關
(
じようききくわん
)
の
石炭
(
せきたん
)
焚
(
た
)
きでも
何
(
な
)
んでもよいから、
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
竣成
(
しゆんせい
)
するまで、
私
(
わたくし
)
を
然
(
しか
)
るべき
役
(
やく
)
に
遠慮
(
えんりよ
)
なく
使
(
つか
)
つて
下
(
くだ
)
さい。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
それと同じやうに
御厩河岸
(
おうまやかし
)
の
渡
(
わた
)
し
鎧
(
よろひ
)
の
渡
(
わたし
)
を始めとして市中諸所の
渡場
(
わたしば
)
は、明治の初年
架橋工事
(
かけうこうじ
)
の
竣成
(
しゆんせい
)
と
共
(
とも
)
にいづれも跡を絶ち今は
只
(
たゞ
)
浮世絵によつて当時の光景を
窺
(
うかゞ
)
ふばかりである。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
竣成(しゆんせい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“竣成”の意味
《名詞》
建物などが出来上がること。落成。竣工。
(出典:Wiktionary)
竣
漢検準1級
部首:⽴
12画
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
“竣”で始まる語句
竣工
竣
竣功
“竣成”のふりがなが多い著者
押川春浪
永井荷風
柳宗悦
佐々木邦
田中貢太郎
寺田寅彦