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竣
ふりがな文庫
“竣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おわ
23.1%
をは
23.1%
ま
15.4%
お
7.7%
おえ
7.7%
おさ
7.7%
な
7.7%
を
7.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おわ
(逆引き)
これは二階の
一室
(
いっしつ
)
を
繞
(
めぐら
)
すに
四目格子
(
よつめごうし
)
を以てしたもので、地震の日には工事既に
竣
(
おわ
)
って、その中はなお空虚であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
竣(おわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
をは
(逆引き)
次いで八月二十五日に、嫡子
亀千代
(
かめちよ
)
が家督した。此時綱宗は二十歳、亀千代は
僅
(
わづか
)
に二歳であつた。堀浚は
矢張
(
やはり
)
伊達家で継続することになつたので、翌年工事を
竣
(
をは
)
つた。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
竣(をは)の例文をもっと
(3作品)
見る
ま
(逆引き)
宮は我とも覚えず浅ましがりて、産後を三月ばかり重く病みけるが、その
癒
(
い
)
ゆる日を
竣
(
ま
)
たで、
初子
(
うひご
)
はいと弱くて肺炎の為に
歿
(
みまか
)
りにけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
竣(ま)の例文をもっと
(2作品)
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お
(逆引き)
わが方丈の一室もようやく工を
竣
(
お
)
え、この日はじめて諸友をここに会した。……十九日はもとより我々の忘るることあたわざる日である。今またこの日をもってこの会をなす。
左千夫先生への追憶
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
竣(お)の例文をもっと
(1作品)
見る
おえ
(逆引き)
兵器軍艦増加せし故に成功せりと信ずる政治家、教場美麗にして生徒多きが故に成功せりと信ずる教育家、壮宏なる教会の建築
竣
(
おえ
)
て成功せりと信ずる牧師
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
竣(おえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おさ
(逆引き)
ことし四月某日、土木、功を
竣
(
おさ
)
め、新たに舎の規律勧戒を立てり。
慶応義塾の記
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
竣(おさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
な
(逆引き)
この宮のいつ工
竣
(
な
)
りし夏木立
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
竣(な)の例文をもっと
(1作品)
見る
を
(逆引き)
山陽は此年壬辰六月十二日に始て喀血し、翌十三日より著述を整理することに著手し、関五郎をして
専
(
もつぱら
)
これに任ぜしめ、九月二十三日申刻に至つて功を
竣
(
を
)
へた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
竣(を)の例文をもっと
(1作品)
見る
竣
漢検準1級
部首:⽴
12画
“竣”を含む語句
竣工
竣成
竣功
“竣”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
原勝郎
内村鑑三
石原純
高浜虚子
桑原隲蔵
福沢諭吉
森鴎外
田中貢太郎