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『椙原品』
ふりがな文庫
『
椙原品
(
すぎのはらしな
)
』
私が大礼に参列するために京都へ立たうとしてゐる時であつた。私の加盟してゐる某社の雑誌が来たので、忙しい中にざつと目を通した。すると仙台に高尾の後裔がゐると云ふ話が出てゐるのを見た。これは伝説の誤であつて、しかもそれが誤だと云ふことは、大槻文 …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「東京日日新聞」「大阪毎日新聞」1916(大正5)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
薫
(
かをる
)
劫
(
かへ
)
妾
(
せふ
)
被
(
かうむ
)
与
(
あづか
)
先
(
さきだ
)
大
(
おほい
)
陥
(
おとし
)
企
(
くはだて
)
止
(
とゞ
)
饗応
(
きやうおう
)
中間
(
ちゆうげん
)
仇敵
(
きうてき
)
報
(
しらせ
)
籠居
(
ろうきよ
)
翻
(
ひるがへ
)
侍
(
じ
)
僅
(
わづか
)
勧
(
すゝめ
)
或
(
あるひ
)
許
(
ばかり
)
丈
(
だけ
)
与
(
くみ
)
夭折
(
えうせつ
)
女
(
むすめ
)
娼妓
(
しやうぎ
)
嫁
(
か
)
密
(
ひそか
)
性
(
さが
)
憤
(
いきどほ
)
推
(
すゐ
)
積
(
つもり
)
薦
(
すゝ
)
詣
(
まう
)
遠田
(
とほだ
)
万治
(
まんぢ
)
亡
(
ほろ
)
以
(
もつ
)
公
(
おほやけ
)
出雲
(
いづも
)
刃傷
(
にんじやう
)
切角
(
せつかく
)
原来
(
ぐわんらい
)
反駁
(
はんぱく
)
啻
(
たゞ
)
堀浚
(
ほりざらへ
)
外舅
(
ぐわいきう
)
姪
(
めひ
)
容
(
かたち
)
寵
(
ちよう
)
封
(
ほう
)
小姓
(
こしやう
)
就中
(
なかんづく
)
広忠
(
ひろたゞ
)
廉立
(
かどた
)
弁妄
(
べんまう
)
弄
(
ろう
)
忠宗
(
たゞむね
)
想
(
おもひ
)
所以
(
ゆゑん
)
所謂
(
いはゆる
)
抛棄
(
はうき
)
文子
(
あやこ
)
替地
(
かへち
)
桃生
(
ものふ
)
正徳
(
しやうとく
)
河野
(
かうの
)
疱瘡
(
はうさう
)
登米
(
とよま
)
直
(
すぐ
)
矢張
(
やはり
)
穉
(
をさな
)
竣
(
をは
)
筆札
(
ひつさつ
)
落飾
(
らくしよく
)
蒔絵
(
まきゑ
)
蟄居
(
ちつきよ
)
襲
(
つ
)
豪邁
(
がうまい
)
輿入
(
こしいれ
)
逼塞
(
ひつそく
)
銷遣
(
せうけん
)
阿波
(
あは
)
食
(
は
)
高尾
(
たかを
)
鱸
(
すゞき
)
丁寧
(
ていねい
)
三股
(
みつまた
)
不断
(
ふだん
)
世系
(
せいけい
)
中
(
うち
)
主
(
ぬし
)
主立
(
おもだ
)
之
(
これ
)
何人
(
なんぴと
)
做
(
な
)
側
(
そば
)
元和
(
げんな
)
兎
(
と
)
刄
(
やいば
)