トップ
>
抛棄
ふりがな文庫
“抛棄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうき
77.3%
はうき
13.6%
うっちゃ
4.5%
うつちや
2.3%
なげすて
2.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうき
(逆引き)
ナターシャを
抛棄
(
ほうき
)
して活発な追跡をはじめるであろうから、われわれは追跡者の速度に関する算出の基礎を変えるわけにはゆかない。
地底獣国
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
抛棄(ほうき)の例文をもっと
(34作品)
見る
はうき
(逆引き)
彼等
(
かれら
)
が
幾夜
(
いくよ
)
も
踊
(
をど
)
つて
不用
(
ふよう
)
に
歸
(
き
)
した
時
(
とき
)
には、それが
彼等
(
かれら
)
の
歩
(
ある
)
いた
路
(
みち
)
の
傍
(
はた
)
に
埃
(
ほこり
)
に
塗
(
まみ
)
れながら
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
に
抛棄
(
はうき
)
せられて
散亂
(
さんらん
)
して
居
(
ゐ
)
るのを
見
(
み
)
るのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
抛棄(はうき)の例文をもっと
(6作品)
見る
うっちゃ
(逆引き)
群
(
むれ
)
を造って出て来るとは
惘
(
あき
)
れ返った大胆者! お武家様の敵でよしなくとも、
抛棄
(
うっちゃ
)
って置くことは出来ません。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
抛棄(うっちゃ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うつちや
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
恁
(
かゝ
)
る
位置
(
ゐち
)
になつてからも、
人
(
ひと
)
が
自分
(
じぶん
)
を
抛棄
(
うつちや
)
つては
置
(
お
)
いて
呉
(
く
)
れぬのが、
却
(
かへ
)
つて
迷惑
(
めいわく
)
で
殘念
(
ざんねん
)
で
有
(
あ
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
抛棄(うつちや)の例文をもっと
(1作品)
見る
なげすて
(逆引き)
私は常に言うのである、「選挙権は陛下が国民に
下
(
くだ
)
し給える鍵である」と。
然
(
しか
)
るに国民はその鍵を
抛棄
(
なげすて
)
て顧みぬとは何事であるか。
選挙人に与う
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
抛棄(なげすて)の例文をもっと
(1作品)
見る
“抛棄”の意味
《名詞》
抛棄(ほうき 「放棄」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
投げ棄てること。
自分の権利や資格を行使せずに棄てること。
(出典:Wiktionary)
抛
漢検1級
部首:⼿
7画
棄
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“抛”で始まる語句
抛
抛擲
抛物線
抛出
抛込
抛下
抛入
抛却
抛合
抛打
“抛棄”のふりがなが多い著者
本庄陸男
中里介山
木下尚江
原田義人
島木健作
アントン・チェーホフ
服部之総
高浜虚子
内田魯庵
三木清