トップ
>
抛込
ふりがな文庫
“抛込”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうりこ
66.7%
なげこ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうりこ
(逆引き)
番人も
酷
(
むご
)
いぞ、頭を壁へ叩付けて置いて、
掃溜
(
はきだめ
)
へポンと
抛込
(
ほうりこ
)
んだ。まだ
息気
(
いき
)
が
通
(
かよ
)
っていたから、それから一日苦しんでいたけれど、
彼犬
(
あのいぬ
)
に
視
(
くら
)
べればおれの方が
余程
(
よッぽど
)
惨憺
(
みじめ
)
だ。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
其處
(
そこ
)
のところを
密
(
そつ
)
と
赤手
(
すで
)
で
捕
(
つかま
)
へて呉れる…… 暖い手で、
握
(
にぎ
)
ツて
遣
(
や
)
ツても、
濟
(
すま
)
アして
掌
(
てのひら
)
を
這
(
は
)
ツてゐる
奴
(
やつ
)
を螢籠の中へ入れる…… 恰ど
獄屋
(
ひとや
)
へ
抛込
(
ほうりこ
)
まれたやうなものだが、
些
(
ちつ
)
ともそれには頓着しない。
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
抛込(ほうりこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
なげこ
(逆引き)
見ると、年若い助手の久吉も、
矢張
(
やは
)
り気が
顛倒
(
てんとう
)
したものか、
歪
(
ゆが
)
んだ顔に、血走った眼を光らせながら、夢中になって、カマに石炭を
抛込
(
なげこ
)
んでいる。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
抛込(なげこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
抛
漢検1級
部首:⼿
7画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“抛”で始まる語句
抛
抛棄
抛擲
抛物線
抛出
抛下
抛入
抛却
抛合
抛打
“抛込”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
三島霜川
蘭郁二郎