“籠居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうきょ71.4%
こもりをる9.5%
こもりい9.5%
たれこめ4.8%
ろうきよ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
終日一室に籠居してかつて人前に出でざりしかば、親しき親族門弟といえどもその相貌をい知り難く、めに種々なる風聞臆説を生むに至りぬ
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
我その魚沼郡の塩沢れ、毎年十月のより翌年の三四月のころまで雪をに六十余年、近日雪譜を作るも雪に籠居のすさみなり。
たまらぬ不快な籠居をやってきたのだから、今日はただもうぬれた着物を脱いだような気分であった。
水籠 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
みがきてかげも心地よげなるを籠居てのみ居給ふは御躰にもなるをとお八重さま/″\にひてりちかき景色田面たるも
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
綱宗は籠居のために意気をかれずにゐた。品川の屋敷の障子に、当時まだ珍しかつた硝子板四百余枚をめさせたが、その大きいのは一枚七十両で買つたと云ふことである。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)