“籠行燈”の読み方と例文
新字:籠行灯
読み方割合
かごあんどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家具や調度の物のあんばい、お家様の部屋らしいが、籠行燈は墨のような色をしてお久良も誰もいなかった。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
默つて入ると、中には籠行燈が點いて、座蒲團が二つ、平次が來るのを待つて居たやうな心憎い用意です。
籠行燈の中にともした電燈が所々に丸い影を神代杉の天井にうつしている。うす暗い床の間には、寒梅と水仙とが古銅の瓶にしおらしく投げ入れてあった。軸は太祇の筆であろう。
老年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)