“駕籠行燈”の読み方と例文
読み方割合
かごあんどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駕籠行燈かごあんどんは隅に遠く隔ててある。床の香炉こうろには、いいつけない香がくゆらしてあった。梅の花に香のにおいは似ていた。又、彼女のそこはかとない衣ずれの匂いにも紛らわしい。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)