“硝子板”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ガラスいた54.5%
がらすいた27.3%
せうしばん9.1%
ガラスばん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沼の底は、これもどんより曇って、幾枚もの硝子板ガラスいたを合したように、ある蔭はちぢみ、あるものは細長くなって見えました。
寂しき魚 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
老紳士「鶏小屋へはよくいたちが来たり蛇が来たりしていけませんが何か防ぐ法がありますか」中川「鼬けには硝子板がらすいた鮑貝あわびかいのような光るものを ...
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ラジーン塗具ぬりぐ錆色さびいろ塗具ぬりぐ銅板どうばん鐵板てつぱん鋼板こうばん亞鉛塊あゑんくわい、ガツタバーカーばん、エボナイトばん硝子板せうしばん硝子管せうしくわん舷窓用げんそうよう厚硝子あつがらす螺旋鋲らせんべう鋼鉸鋲こうこうべう眞鍮鑄鋲しんちゆうじゆべう石絨衞帶せきじゆうえいたい彈心衞帶等だんしんえいたいとういたるまで
その広い壁のところどころに、大きな水族館の水槽すいそうののぞき窓みたいに、横に長い硝子板ガラスばんのはまった窓があるのだった。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)