“たれこめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
垂籠50.0%
籠居50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
持ち花見に出で積鬱せきうつを散じる中に和君あなたのみはかう垂籠たれこめて御本をのみおよみで有ては身體からだどくまたお目の毒に成ますればすこし戸外おもてへお出なされ青い物でも御覽ごろうじたらお氣もはれやうお目にも能らうと夫で花見を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
みがきてにはかげも心地こゝちよげなるを籠居たれこめてのみ居給ゐたまふは御躰おからだにもどくなるものをとお八重やへさま/″\にいざなひてほとりちかき景色けしき田面たのもいほわびたるもまた
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)