“庵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いおり50.8%
いほり17.1%
いお11.6%
あん9.9%
いほ8.3%
イホリ1.1%
いおい0.6%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八五郎が一度来た琢堂のは、宵闇の中に堅く閉されて、人影がありそうもなく、四方は、松原で、人に訊くすべもなかったのです。
離れて涅槃の道に引導すべければ是より我がに參られよとて夫より上新田村の無量庵へ同伴なし懇切に弔ひければ安五郎はく禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
するうちに、かさこそと、藪隣りのあばら家から、一が出て来て「こののあるじなら、とうにもう、ここにおいでられませぬ」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうして襷掛で働いているところを見ると、どうしても一個の独立したの主人らしくはなかった。納所とも小坊主とも云えた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
みがきてかげも心地よげなるを籠居てのみ居給ふは御躰にもなるをとお八重さま/″\にひてりちかき景色田面たるも
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その九月興行に、後のの待遇を受けて、侍女早咲・おとり・矜羯羅童子・夏目半楽・盛岡屋おなるの役割を得た。
実川延若讃 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
柴のに立ちかえり、本尊仏にむかい奉るといえども、観念のには妄想のそい、称名のおん声だに、煩悩の息とのみ聞えたもう。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で奥平家が私をその教師に使うので、その前、松木杉亨二と云うような学者をうて居たようなけで、私が大阪に居ると云うことがたものだから、他国の者を雇うことはない
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)