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庵
ふりがな文庫
“庵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いおり
51.5%
いほり
16.3%
いお
11.7%
あん
10.7%
いほ
7.7%
イホリ
1.0%
いおい
0.5%
安
0.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いおり
(逆引き)
八五郎が一度来た琢堂の
庵
(
いおり
)
は、宵闇の中に堅く閉されて、人影がありそうもなく、四方は、松原で、人に訊くすべもなかったのです。
銭形平次捕物控:134 仏師の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
庵(いおり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いほり
(逆引き)
離れて
涅槃
(
ねはん
)
の道に引導すべければ是より我が
庵
(
いほり
)
に參られよとて夫より上新田村の無量庵へ
同伴
(
どうはん
)
なし
懇切
(
ねんごろ
)
に弔ひければ安五郎は
厚
(
あつ
)
く禮を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
庵(いほり)の例文をもっと
(32作品)
見る
いお
(逆引き)
するうちに、かさこそと、
藪隣
(
やぶどな
)
りのあばら家から、一
媼
(
おうな
)
が出て来て「この
庵
(
いお
)
のあるじなら、とうにもう、ここにおいでられませぬ」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庵(いお)の例文をもっと
(23作品)
見る
▼ すべて表示
あん
(逆引き)
こうして
襷掛
(
たすきがけ
)
で働いているところを見ると、どうしても一個の独立した
庵
(
あん
)
の主人らしくはなかった。
納所
(
なっしょ
)
とも小坊主とも云えた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
庵(あん)の例文をもっと
(21作品)
見る
いほ
(逆引き)
みがきて
庭
(
には
)
の
木
(
こ
)
かげも
心地
(
こゝち
)
よげなるを
籠居
(
たれこめ
)
てのみ
居給
(
ゐたま
)
ふは
御躰
(
おからだ
)
にも
毒
(
どく
)
なる
物
(
もの
)
をとお
八重
(
やへ
)
さま/″\に
誘
(
いざな
)
ひて
邊
(
ほと
)
りちかき
野
(
の
)
の
景色
(
けしき
)
田面
(
たのも
)
の
庵
(
いほ
)
の
侘
(
わび
)
たるも
又
(
また
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
庵(いほ)の例文をもっと
(15作品)
見る
イホリ
(逆引き)
その九月興行に、後の
庵
(
イホリ
)
の待遇を受けて、侍女早咲・おとり・
矜羯羅
(
こんがら
)
童子・夏目半楽・盛岡屋おなるの役割を得た。
実川延若讃
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
庵(イホリ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いおい
(逆引き)
柴の
庵
(
いおい
)
に立ちかえり、本尊仏にむかい奉るといえども、観念の
床
(
ゆか
)
には妄想の
化
(
け
)
の
立
(
たち
)
そい、称名のおん声だに、
煩悩
(
ぼんのう
)
の息とのみ聞えたもう。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庵(いおい)の例文をもっと
(1作品)
見る
安
(逆引き)
所
(
ところ
)
で奥平家が私をその教師に使うので、その前、
松木
(
まつき
)
弘
庵
(
安
)
、
杉亨二
(
すぎこうじ
)
と云うような学者を
雇
(
やと
)
うて居たような
訳
(
わ
)
けで、私が大阪に居ると云うことが
分
(
わかっ
)
たものだから、他国の者を雇うことはない
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
庵(安)の例文をもっと
(1作品)
見る
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
“庵”を含む語句
庵室
此庵
草庵
庵主
沢庵漬
沢庵
沢庵石
庵原
沢庵和尚
古賀侗庵
道庵
小瀬甫庵
杏庵
楊庵
再法庵
大喜庵
快庵禅師
如是縁庵
不知庵
梅木淳庵
...
“庵”のふりがなが多い著者
高浜虚子
中里介山
吉川英治
正岡子規
谷崎潤一郎
新渡戸稲造
作者不詳
林不忘
紫式部
北原白秋