“不知庵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フチアン50.0%
ふちあん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不知庵フチアンがこのしよわが文界ぶんかい紹介せうかいしたる勇氣ゆうきをこよなくよろこぶものなり。だいかんすみやかでんことをつ。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
トルストイ、ツルゲネーフとう吾人ごじんひさしくこれけども、ドストイヱフスキーの著書ちよしよいたりては吾文界わがぶんかいこれ紹介せうかいするのこう不知庵フチアンおほしとはざるからず。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
さきにわれ忍月にんげつ不知庵ふちあん謫天たくてんの三人を目して新文界の批評家とせしことあり。當時は實にこの三人を除きては、批評を事とする人なかりき。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)