“不知不識”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらずしらず97.1%
しらず/″\2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かういふ傾向は、不知不識しらずしらずの間に爲政者の商工偏重の政策と對照して、我々批評家の地位に立つ者に一種の興味を與へる現象である。
農村の中等階級 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
生島は崖路の闇のなかに不知不識しらずしらず自分の眼の待っていたものがその青年の姿であったことに気がつくと、ふとめた自分に立ち返った。
ある崖上の感情 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
しかあぢなるものはおほくはまた同時どうじ營養えいやうにもよろしいので、ひと不知不識しらず/″\營養えいやうところてん配劑はいざい妙機めうぎがある。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)