“不知”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しれず46.3%
しらず31.7%
しら12.2%
いさ2.4%
いつか2.4%
つい2.4%
イサ2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“不知”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
が、たゞ二人の口から、若の行方不知しれずになつた夕刻、屋敷から外へ出たものは一人もなかつたことだけは確かめました。
小舟町三丁目、俗に言う照降町の磯屋の新造でおりんという二十五になる女が二月ほど前に行方不知しれずになった。
笑って訊いた。なるほど、そういうお絃の右の手の甲には、御意見無用、いのち不知しらずと、二行に割った文身ほりものが読めるのだった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
四度目にはじめて答へたが、來しかたを不知しらずとやつたので、狐氏の大女が、不禮者とばかり蛤小女を打つた。
春宵戯語 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
母様おつかさんはあゝおつしやるけれど、わざとあのさるにぶつかつて、またかはちてやうか不知しら
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
この情実を話すまいとすると、ただの女と不知しらを切る当座の嘘はきたくない。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
せなんほどべに不知いさ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
朱雀すじやくの野べの秋は不知いさ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
この一番にて紳士の姿は不知いつか見えずなりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「は……不知つい気が附きませんで……」
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
で、何にもあてはなかったけれど、其式それしきの負債はき償却して見せるように広言を吐き、月々なし崩しの金額をもめて再び出京したが、出京して見ると、物価騰貴に付き下宿料は上る、小遣も余計にる、負債償却の約束は不知つい空約束になって了った。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
不知イサ・よふ もこ・よふ(むくめく、むく/\し)
用言の発展 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)