日本名婦伝にほんめいふでん小野寺十内の妻おのでらじゅうないのつま
思い出もいまは古い、小紋の小切れやら、更紗の襤褸や、赤い縮緬の片袖など、貼板の面には、彼女の丹精が、細々と綴られて、それは貼るそばから、春の陽に乾きかけていた。 「この小紋も、はや二十年ほどになろう。良人の十内様が、江戸詰のおもどりに、長の …
作品に特徴的な語句
キョウ した 羞恥はじろ しゅ 可憐いじ ささ おとの いや もの かえ きょ 息喘いきき 膝下シッカ へい ぶん 郷土いなか いも ばば おとな あら いと 不知しらず かつ 燈火ともしび りょう 仲間ちゅうげん 清水きよみず とき つか はは めし しお よう くち 唐突とうとつ 国風こくふう えん 襤褸つづれ 心入こころいれ おぼ えん にな つつ なら うれ 玄渓げんけい 高嶺たかね こと よし きず 百年ももとせ 相果あいは ひとみ 短冊たんざく わざわい 稀有けう いね うかが はし 箒目ほうきめ ふし はん こも まがき 細々こまごま つづ ほころ 縮緬ちりめん めぐ うらや 耳目じもく はら きも 脚絆きゃはん よろい 貼板はりいた 貼物はりもの たま 赤穂あこう さわ じく 酒杯さかずき やり 頭巾ずきん 風情ふぜい 音騒おんそう
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