“赤穂”のいろいろな読み方と例文
旧字:赤穗
読み方割合
あこう94.4%
あこお5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西片上にしかたがみまで来て、さきに別れた本軍と合し、一方は船坂越えから姫路へ急行したが、秀吉はそこのけんを避けて船で赤穂あこうへ上陸した。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仮令たとい議論をすればとて面白い議論のみをして、例えば赤穂あこう義士の問題が出て、義士は果して義士なるか不義士なるかと議論が始まる。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「おどろいたな。このほかにまだあるんですぜ。これは暮れの歳暮の到来ものなんだが、赤穂あこおだいの塩むしがまるまる一匹と、房州たこのでけえやつもまだ一ぱい残っているんですぜ」