“酒杯”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さかずき68.6%
さかづき11.4%
グラス8.6%
しゅはい5.7%
さけ2.9%
クウプ2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“酒杯”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼は生れつきアルコールに合わない体質を持って居り、いまだかつ酒杯さかずきをつづけて三杯と傾けたことがない。
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さされた酒杯さかずきをばさされるままに呑み干しては返し、話掛けられる話を、心もよそにただ受答えをするばかり。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
貴下こなたがモンタギューかたでござらっしゃらぬならば、せて酒杯さかづきらッしゃりませ。
叔母はその時、なんでも韃靼風のだぶだぶした衣裳をつけて、酒杯さかづきを持ちまはつて一同に酒をすすめてゐたさうぢや。
それがにこにこしながら自分の酒杯グラスひとつ持って私の食卓へ移ってきたのを見ると
独逸ドイツ人は卓子テーブルを叩いて酒杯グラスにシミイを踊らせた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
昔はこの物を酒杯しゅはいに造って、珍重ちんちょうする風習があり、それも大陸から伝わってきたように、多くの物知りには考えられていた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
物すらよく生かして用いられない信雄を考えると、あたりに世辞追従せじついしょうのみいって、酒杯しゅはいのあいだに、うようよしている彼の家臣どもが、人としてよく用いこなされていないのは明瞭だった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
されば剛情者、わがまま者、癇癪かんしゃく持ちの通武はいつも怏々おうおうとして不平を酒杯さけに漏らしつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)