“細々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こまごま71.6%
こま/″\15.4%
ほそぼそ6.5%
ほそ/″\3.0%
こまこま1.8%
こま/\0.6%
さいさい0.6%
ほそ/\0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七兵衛は、細々と申し含めるようなことを言って、与八をに捲きながら、以前の裏の戸を押開けて、外の闇に消えてしまいました。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
細々しい臺所道具なものはもあるまい、いのでければとふので、小人數必要一通えてつてた。其上
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
岡田は、そうえて、自分もそこの地上いているをとめました。すると、どこかで、細々がしたのです。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
……からともなく、からともなく、細々としたえるやうな、で、出家んだ、とひます。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
に翻訳小説や詩集のようなものが詰まっていた。細々した骨董品も並べてあった。庸三は花園をひかえた六畳の縁先きへ出て、額なんか見ていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
彼女は用心深く彼の視線をしつゝ何気ない世間話の中へ彼女の従姉の不幸な結婚の話を細々と織り込んでいつた。
静物 (新字旧仮名) / 十一谷義三郎(著)
はしばし絶えぬ。両人はうっとりとしてただ相笑めるのみ。梅の細々として両人火桶を擁して相対えるあたりをめぐる。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
親子くは夫婦僅少手内職ぶもつらき細々を立てゝ世が世であらばの旧時の作者が一場のヤマとする所にひしも今時は小説演劇を
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)