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『静物』
ふりがな文庫
『
静物
(
せいぶつ
)
』
家を持つて間のない道助夫妻が何かしら退屈を感じ出して、小犬でも飼つて見たらなどと考へてる頃だつた、遠野がお祝ひにと云つて喙の紅い小鳥を使ひの者に持たせて寄来してくれた。道助はその籠を縁先に吊しながら、此の友人のことをまだ一度も妻に話してなか …
著者
十一谷義三郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「東京朝日新聞」1922(大正11)年11月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
夙
(
とつ
)
踊
(
をどつ
)
外
(
そら
)
細
(
ほつそ
)
詰
(
な
)
饒舌
(
しやべり
)
叩
(
ノック
)
歇
(
やま
)
衝突
(
ぶつ
)
密
(
そ
)
執拗
(
しつえう
)
外
(
そ
)
妾
(
あたし
)
忙
(
いそ
)
抛
(
はふ
)
燈
(
とも
)
訊
(
たづ
)
遅緩
(
もどかし
)
別
(
わ
)
微笑
(
ほゝゑ
)
所為
(
せゐ
)
拵
(
こし
)
撥
(
はじ
)
洋盃
(
グラス
)
硬
(
こは
)
磨
(
す
)
苛
(
いら
)
道化
(
どけ
)
酌
(
つ
)
険
(
けは
)
障
(
さ
)
難
(
にく
)
餌
(
ゑ
)
串談
(
じようだん
)
会釈
(
ゑしやく
)
儘
(
まゝ
)
凡
(
すべ
)
勝
(
すぐ
)
却
(
かへ
)
可笑
(
をか
)
啜
(
すゝ
)
喧嘩
(
けんくわ
)
囀
(
さへづ
)
尋
(
たづ
)
嵌
(
はま
)
微
(
かすか
)
恰度
(
ちやうど
)
掠
(
さら
)
揶揄
(
からか
)
晩
(
おそ
)
曰
(
いは
)
気配
(
けはひ
)
点頭
(
うなづ
)
狡
(
ず
)
狼狽
(
うろた
)
玩具
(
おもちや
)
癇癪
(
かんしやく
)
真実
(
ほんと
)
祖父
(
ぢい
)
笑凹
(
ゑくぼ
)
締
(
しま
)
緩漫
(
くわんまん
)
肉
(
じし
)
蔽
(
おほ
)
被
(
き
)
許
(
ばか
)
身動
(
みじろ
)
闇
(
くら
)
随
(
つ
)
額
(
ひたひ
)
主婦
(
おかみ
)
乍
(
なが
)
他所
(
よそ
)
何処
(
どこ
)
俯向
(
うつむ
)
凭
(
もた
)
劇
(
はげ
)
口許
(
くちもと
)
呟
(
つぶや
)
喙
(
くちばし
)
嘴
(
くちばし
)
噛
(
か
)
噺
(
はなし
)
夫
(
それ
)
奢
(
おご
)
定
(
き
)
寄来
(
よこ
)
寝
(
やす
)
弛
(
ゆる
)
強
(
し
)
従姉
(
いとこ
)
惨
(
みじ
)
愕然
(
がくぜん
)
慄
(
ふる
)
憑
(
つ
)
懼
(
おそ
)
拘泥
(
こうでい
)
招
(
よ
)
挾
(
はさ
)
捲
(
ま
)