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緩漫
ふりがな文庫
“緩漫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんまん
58.3%
くわんまん
25.0%
なまのろ
8.3%
のろ/\
8.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんまん
(逆引き)
小さい人はその底の一部分を、黒くなって、寒そうに
往来
(
おうらい
)
する。自分はその黒く動くもののうちで、もっとも
緩漫
(
かんまん
)
なる一分子である。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
緩漫(かんまん)の例文をもっと
(7作品)
見る
くわんまん
(逆引き)
その動作が如何にも
緩漫
(
くわんまん
)
で、まるで焦点の合はぬ物体を無理に二つ重ねたと云つたやうな不自然な感じを起させた。
静物
(新字旧仮名)
/
十一谷義三郎
(著)
緩漫(くわんまん)の例文をもっと
(3作品)
見る
なまのろ
(逆引き)
譬
(
たと
)
へば、
緩漫
(
なまのろ
)
い
冬
(
ふゆ
)
の
後
(
しり
)
へに
華
(
はなや
)
かな
春
(
はる
)
めが
來
(
く
)
るのを
見
(
み
)
て、
血氣壯
(
けっきさかん
)
な
若
(
わか
)
い
手合
(
てあひ
)
が
感
(
かん
)
ずるやうな
樂
(
たの
)
しさ、
愉快
(
こゝろよ
)
さを、
蕾
(
つぼみ
)
の
花
(
はな
)
の
少女
(
をとめ
)
らと
立交
(
たちまじ
)
らうて、
今宵
(
こよひ
)
我家
(
わがや
)
で
領
(
りゃう
)
せられませうず。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
緩漫(なまのろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
のろ/\
(逆引き)
……あゝ、
老人
(
らうじん
)
といふものは、
死
(
し
)
んでゞもゐるかのやうに、
太儀
(
たいぎ
)
さうに
緩漫
(
のろ/\
)
と、
重
(
おも
)
くるしう、
蒼白
(
あをじろ
)
う、
鉛
(
なまり
)
のやうに……
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
緩漫(のろ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
緩
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
漫
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“緩”で始まる語句
緩
緩々
緩慢
緩急
緩和
緩怠
緩徐調
緩怠至極
緩頬
緩衝
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