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緩頬
ふりがな文庫
“緩頬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんきょう
66.7%
くわんけふ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんきょう
(逆引き)
しかし少しも
逡巡
(
しゅんじゅん
)
することなしに、承諾の返事をさせたのは、色糸のおちゃらが坂井夫人の為めに
緩頬
(
かんきょう
)
の労を取ったのだと云っても
好
(
い
)
い。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それが、今では、人名辞典を開けば、すなわち「葛原勾当」の項が、ちゃんと出ているのであるから、故勾当も、よいお孫を得られて、地下で
幽
(
かす
)
かに
緩頬
(
かんきょう
)
なされているかも知れない。
盲人独笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
緩頬(かんきょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
くわんけふ
(逆引き)
暑き二箇月の間は、
館
(
たち
)
の人々チヲリに遊び給ひぬ。わがその群に入ることを得つるは、恐らくは小尼公の
緩頬
(
くわんけふ
)
に由れるなるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
緩頬(くわんけふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
緩
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
頬
部首:⾴
15画
“緩”で始まる語句
緩
緩々
緩慢
緩漫
緩急
緩和
緩怠
緩徐調
緩怠至極
緩衝
“緩頬”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外
太宰治