“かんきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
環境41.9%
感興22.6%
艦橋12.9%
喚叫6.5%
緩頬6.5%
咸竟3.2%
咸鏡3.2%
寰境3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれらの血を染めているのは、何といっても過去の社会環境かんきょうであり、軍国主義的指導者によって植えつけられた思想であった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ただしかし、実際の場所を知っている私は、この兇猛きょうもうな犯罪実話を書くにあたって、特殊の個人的感興かんきょうを覚えるのである。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
真下を見ると、陸奥の艦橋かんきょうに、何だか見慣れない奇妙な形の器械が、クルクルと廻転しているのが見えた。そうだ。佐世保させぼ軍港で、得態えたいの知れぬ兵器を搬入はんにゅうしたことがあったが、あれに違いない。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、山上やまからも騒然たる人間の喚叫かんきょうが湧き起こり、眼には見えないが走り廻わる人の気勢が繁くなった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それが、今では、人名辞典を開けば、すなわち「葛原勾当」の項が、ちゃんと出ているのであるから、故勾当も、よいお孫を得られて、地下でかすかに緩頬かんきょうなされているかも知れない。
盲人独笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
咸竟かんきょう南北道、図們江ツーメンキャン、沿海州、樺太からふと、千島、オホーツク海、白令ベーリング海、アリュウシャン群島に到る暖流、寒流の温度百余個所をノート無しでスラスラと列挙し、そこに浮游する褐藻かっそう緑藻りょくそうの分布
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
結局王子臨海りんかい君をして咸鏡かんきょう道に、順和君を江原道に遣して勤王の軍を募らしめ、王李昭、世子光海こうかい君以下王妃宮嬪きゅうひん数十人、李山海、柳成竜等百余人にまもられて、遠く蒙塵もうじんする事になった。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
しかるに古代日本の状態は如何いかん。これを地理的寰境かんきょうより見る時には、生存競争の機会は極めて僅少であった。