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得態
ふりがな文庫
“得態”の読み方と例文
読み方
割合
えたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えたい
(逆引き)
喊声
(
かんせい
)
は諸所に聞える。陽は早や暮れて、それが一そう不気味だった。のみならず
得態
(
えたい
)
の知れない火光が林を
透
(
とお
)
して方々に見えたから
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もつとも、この熱さましの頓服と云ふのは、銭惜しみする妻が近くの薬局で調合させた
得態
(
えたい
)
の知れぬ安物なので、効き目なぞ怪しいのだらう。
現代詩
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
「ふふーン」兄は大きい
歎息
(
ためいき
)
をついて、白木警部のさし出す懐中電灯の下に、その
得態
(
えたい
)
の知れない
白毛
(
しらげ
)
に見入りました。
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
得態(えたい)の例文をもっと
(21作品)
見る
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“得”で始まる語句
得
得意
得物
得心
得体
得々
得手
得度
得策
得堪
“得態”のふりがなが多い著者
武田麟太郎
谷譲次
吉川英治
海野十三
江戸川乱歩
岡本かの子
原民喜
中原中也
山本周五郎
田中貢太郎