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得体
ふりがな文庫
“得体”の読み方と例文
旧字:
得體
読み方
割合
えたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えたい
(逆引き)
犬? と思ったのは瞬間で、見すえた源十郎の瞳にうつったのは、一升徳利をまくらにしたなんとも
得体
(
えたい
)
の知れないひとりの人間だった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そう
応
(
こた
)
えながら女中は、昨晩おそく着いて来た、ちょっと
得体
(
えたい
)
の知れないこの美しい婦人の
素性
(
すじょう
)
を探ろうとするように注意深い目をやった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
人間は無論ですが、猿にしても蛇にしても、あるいは
得体
(
えたい
)
の知れない猛獣にしても、この河を泳いでわたるのは大変でしょう。
麻畑の一夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
得体(えたい)の例文をもっと
(49作品)
見る
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“得”で始まる語句
得
得意
得物
得心
得々
得手
得度
得態
得策
得堪
検索の候補
体得
“得体”のふりがなが多い著者
ロバート・ルイス・スティーブンソン
ニコライ・ゴーゴリ
梅崎春生
岡本綺堂
作者不詳
吉川英治
林不忘
中里介山
有島武郎
織田作之助