“他所”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よそ94.7%
ほか2.2%
わき1.8%
たしょ0.4%
たしよ0.4%
はた0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“他所”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲4.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
わたしのせいじゃなかったか知らん。男ってものは時々他所よそへ泊らせないと、いけないものかも知れない」……と……。
奥様探偵術 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「お民さんが来てから、何となく勝手が違って、ちょっと他所よそから帰って来ても、何だか自分の内のようじゃないんですよ。」
女客 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
隅田川筋一帶がさうではあるが、他所ほかは近代的美を徐々に造りつつあるとき、兩國橋附近もぢきにさうなるであらう。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
何とかしてこの少年の希望を他所ほかへ転換出来ないものかと苦心しいしい、今度は別の方向から質問してみた。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ぢや、おれはこれから、一寸ちよつと他所わきまはるから、間違まちがひのない様にてくれ」と相変らず多忙に見えた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
斯様かような始末ですからお竹は翌朝よくあさ立つことが出来ません、既に頼んで置いた舁夫かごかきも何も断って、荷物も他所わきへ隠してしまいました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
浜町河岸はまちょうがしには今以て昔のように毎年水練場が出来ながら、わが神伝流の小屋のみは他所たしょに取払われ
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
令史れいしおほいあやしみ、すなはことばごとく、宿直とのゐひそかかへりて、他所たしよにかくれてつまうかゞふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……君はそうしない限り……君自身が進んでモヨ子さんとの結婚生活に入ってみない限り、若林と吾輩がイクラ他所はたから苦心努力しても、現在の自己障害……『自我忘失症』から離脱出来ないであろう事が、やっと今になって判ったのだ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)