“令史”の読み方と例文
読み方割合
れいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
令史れいしけたことおびたゞし。あきれてあかすに、やまふかうしてひとず。みちたづぬればいへることまさ八百里程はつぴやくりてい三十日さんじふにちからうじてかへる。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
間もなく、衣冠の囚獄吏が、令史れいし府生ふしょう獄丁ごくていなどの下役をしたがえて、外にたたずみ
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
令史れいしいへ駿馬しゆんめあり。無類むるゐ逸物いちもつなり。つね愛矜あいきんして芻秣まぐさし、しきりまめましむれども、やせつかれて骨立こつりつはなはだし。擧家きよかこれをあやしみぬ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)