“客人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まろうど35.3%
きゃくじん23.5%
きやくじん17.6%
まらうど11.8%
マレビト7.8%
まとうど2.0%
まれびと2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へど、この日は浪やや高く、昨日より今日まで一日一夜の静止のへば、客人達は船酔ひがちに食事も進まぬひき。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「それではまず客人たちに、わたしのめるんでもらって、それからこんどはわたしがごちそうになることにしよう。」
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
ではい。一所しにかけやうとふと、いや/\山坂不案内客人が、夜路ぢや、だ、だで、つて足手絡ひにる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
博士は例の古語を引きて、客人心地はいかなるにか、クピド(愛の神)の磨くにやり給ひしなどいひつゝ、われ等に酒を勸めたり。
客人をもてなすに大切なのは、道具である。其道具を預つて居るのが、藤原氏であつた。今日でも、民間に、椀貸伝説はいくらも残つて居る。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
舞いをならっていた女は、それらの人たちにとっては、客人でもあり、もすこし親しみのある以前の朋輩でもあった大橋夫人須磨子さんだった。
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
しきは月の客人、つねは疎々しくなどある人の心安げにたる。男にても嬉しきを、まして女の友にさる人あらば、いかばかり嬉しからん。みづからるにからばにてもおこせかし。
あきあはせ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)