“客人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まろうど34.8%
きゃくじん23.9%
きやくじん15.2%
まらうど13.0%
マレビト8.7%
まとうど2.2%
まれびと2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“客人”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲33.3%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学14.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「あ。……今日はまた、お客人まろうどを招いて、御宴楽の折とみえる。……な、ほれ。あの舞楽の曲が、洩れ聞えてくるだろうが」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうか。客門の辺りばかりでなく、客人まろうどの駒をつなぐうまやなども清めたろうな。厩の不精ッたいのは、嫌なものだ」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
乳母 はい/\、只今たゞいま!……さゝ、まゐりましょ。お客人きゃくじんみなもうかへってしまはッしゃれた。
門衛は、別なところへ、電話をかけた。そして、副長の命令により客人きゃくじんのため室を用意するようにいった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
七月十六日の何處どこみせにも客人きやくじん入込いりこみて都々どゝ端歌はうた景氣けいきよく
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
酒代さかてをしまぬ客人きやくじんなり、しか美人びじんせたれば、屈竟くつきやう壯佼わかものいさみをなし
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
嬉しきは月の夜の客人まらうど、つねは疎々うと/\しくなどある人の心安こゝろやすげによりたる、男にてもうれしきを
月の夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
客人まらうどよ、ヱネチアに渡る舟は今帆を揚げんとす、猶留りてこのわたりの景色を觀んとやし給ふといふ。
客人マレビトも あるじも 身をぞ縮めをる。下えつよき 狭き屋のうち﹆
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯この夜、家々の男は悉く外に出て、処女或は巫女の資格ある女が、協同作業ユヒ斎屋イミヤ——或は個々の家——に待ち申して、此客人マレビトをもてなす事が行はれたらしい。
舞いをならっていた女は、それらの人たちにとっては、客人まとうどでもあり、もすこし親しみのある以前の朋輩ほうばいでもあった大橋夫人須磨子さんだった。
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
うれしきは月の客人まれびと、つねは疎々うとうとしくなどある人の心安げによりたる。
あきあはせ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)