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『あきあはせ』
ふりがな文庫
『
あきあはせ
(
あきあわせ
)
』
あやしうつむりのなやましうて、夢のやうなるきのふ今日、うき世はしげるわか葉のかげに、初ほとゝぎすなきわたる頃を、こぞの秋袷ふるめかしう取出ぬる、さりとは心もなしや。垣の竹の子きぬゝぎすてゝ、まき葉にかゝる朝露の新らしきを見るもいと恥かしうこ …
著者
樋口一葉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
負
(
おは
)
行
(
ゆか
)
何
(
いつ
)
住
(
すむ
)
明
(
あけ
)
幼
(
いとけ
)
客人
(
まれびと
)
齢
(
よは
)
似
(
あへ
)
出
(
いづ
)
取出
(
とりいで
)
極
(
きは
)
聞
(
きき
)
哀
(
あはれ
)
商人
(
あきびと
)
後
(
ご
)
某
(
それ
)
為
(
す
)
鳴
(
なき
)
上手
(
じやうず
)
何処
(
いづこ
)
俄
(
には
)
出
(
いで
)
初
(
はつ
)
取出
(
とりいづ
)
唯一
(
ただひと
)
憐
(
あは
)
捉
(
と
)
来
(
く
)
落
(
おつ
)
道理
(
ことわり
)
降
(
ふり
)
鳴
(
なく
)
丈夫
(
ぢやうぶ
)
何
(
なに
)
僅
(
わづ
)
声
(
こゑ
)
寄
(
より
)
寒
(
さぶ
)
尺八
(
しやくはち
)
形
(
なり
)
打
(
うち
)
暫時
(
しばし
)
甲斐
(
かひ
)
畳紙
(
たたうがみ
)
空
(
むな
)
竈馬
(
こほろぎ
)
落
(
おち
)
葉
(
ば
)
言
(
こと
)
一
(
ひ
)
一日
(
ひとひ
)
伯母
(
をば
)
厭
(
いと
)
取
(
とり
)
大方
(
おほかた
)
姉
(
あね
)
孰
(
いづ
)
実
(
じつ
)
小切
(
こぎ
)
常盤
(
ときは
)
庇
(
ひさし
)
床
(
ゆか
)
待
(
まち
)
懸
(
かか
)
我
(
わ
)
折
(
をり
)
日参
(
につさん
)
更
(
さら
)
朝夕
(
あさゆふ
)
末
(
すゑ
)
歩
(
あゆ
)
水
(
みづ
)
点頭
(
うなづ
)
猶
(
なほ
)
甥
(
をひ
)
異物
(
こともの
)
秋袷
(
あきあはせ
)
立
(
たち
)
籠
(
こ
)
老
(
おい
)
芭蕉
(
ばせを
)
訪
(
と
)
集
(
つど
)
難
(
かた
)
音
(
おと
)
頃
(
ごろ
)
類
(
たぐ
)
颯
(
さつ
)
一
(
ひと
)
一花
(
ひとはな
)
丈
(
たけ
)
三
(
み
)
三味
(
さみ
)
三日
(
みつか
)
下谷
(
したや
)
世
(
よ
)
並
(
なら
)
二夜
(
ふたよ
)
五尺
(
ごしやく
)