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三味
ふりがな文庫
“三味”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さみ
40.0%
しゃみ
35.0%
しやみ
17.5%
いと
5.0%
じゃみ
2.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さみ
(逆引き)
中には、隠し売女をおき、板前をもち、あやしげな小唄や、
三味
(
さみ
)
の水調子が、植えこみの奥から洩れてくるのもある。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三味(さみ)の例文をもっと
(16作品)
見る
しゃみ
(逆引き)
三味線
(
しゃみせん
)
を習うにも五六年はかかる。
巧拙
(
こうせつ
)
を聴き分くるさえ一カ月の修業では出来ぬ。趣味の修養が
三味
(
しゃみ
)
の
稽古
(
けいこ
)
より
易
(
やす
)
いと思うのは間違っている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三味(しゃみ)の例文をもっと
(14作品)
見る
しやみ
(逆引き)
三味
(
しやみ
)
を以て中心とすなり、然るに三味は繊弱にして、音響の以て
凡
(
すべ
)
ての塲合に通合せしむるに足らず、之に因りて勢ひ他の諸種の楽器を合せ用ひざるを得ず
劇詩の前途如何
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
三味(しやみ)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
いと
(逆引き)
「竹久の大師匠の芸でございますもの。あたしの
三味
(
いと
)
は、邪魔をするだけ——。」
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
三味(いと)の例文をもっと
(2作品)
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じゃみ
(逆引き)
例のけだるい稽古
三味
(
じゃみ
)
の調子はずれでもなく、
撥
(
ばち
)
の
冴
(
さ
)
えと申すほどな鋭いさばきとも違って、なんとなく心を
和
(
なご
)
まされる
長閑
(
のどか
)
な三絃の音が、張りたての障子紙を透して
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三味(じゃみ)の例文をもっと
(1作品)
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“三味”の意味
《名詞》
(さみ)三味線の略。
(さんまい)(仏教)心を浮動させず一点に集中させること。精神統一。三摩地、定、等持ともいう。(ウィキペディア「三昧」「五位」も参照)。
(出典:Wiktionary)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“三味”で始まる語句
三味線
三味線堀
三味線弾
三味線草
三味線箱
三味線包
三味線屋
三味線引
三味線彈
三味線棹
検索の候補
三味線
口三味線
三味線堀
三味線弾
稽古三味線
破三味線
唄三味線
三味線箱
三味線草
口三味
“三味”のふりがなが多い著者
樋口一葉
林不忘
木下杢太郎
岩野泡鳴
小山清
高浜虚子
直木三十五
北原白秋
吉川英治
三遊亭円朝