“三味線堀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃみせんぼり85.7%
さみせんぼり14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹の柱に風呂敷ほどなぬの一枚のかこいでは、寒さを防ぐ足しにもならない。薄氷の張っている三味線堀しゃみせんぼりから吹き上げて来る風にもふるえ上がッて
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三味線堀しゃみせんぼり佐竹右京太夫様さたけうきょうだゆうさまのお上屋敷、あれからいたしまして、吾妻橋あづまばしの袂といいますから、かなりの長丁場ながちょうば
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
浅草の駒形を出まして、あれから下谷を突っ切って本郷へまいる途中、ちょうど三味線堀さみせんぼりへさしかかっていました。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)