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『劇詩の前途如何』
ふりがな文庫
『
劇詩の前途如何
(
げきしのぜんといかん
)
』
文界の筮卜者は幾度となく劇詩熱の流行を預言せり、然るに今年までは当れるにもあらず、当らぬにもあらず、これといふ傑作も出ざれば、劇詩の流行とも言ふべき程の事もあらず。小説界には最早二三世紀とも言ふべき程の変遷あり、批評界も能く変じ能く動きたる …
著者
北村透谷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「文學界 十二號」文學界雜誌社、1893(明治26)年12月30日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
動
(
アクシヨン
)
従
(
したがつ
)
適
(
たまた
)
微
(
ほのか
)
自
(
おのづ
)
与
(
とも
)
楽
(
がく
)
踟蹰
(
ちちゆう
)
精巧
(
プレサイスネツス
)
緩
(
ゆ
)
容
(
ゆる
)
三味
(
しやみ
)
概
(
おほむ
)
猶
(
な
)
屡
(
しばし
)
若
(
もし
)
障碍
(
しやうがい
)
前触
(
まへぶれ
)
出
(
い
)
畢竟
(
ひつきやう
)
柵
(
しがらみ
)
雖
(
いへど
)
然
(
さ
)
爰
(
こゝ
)
通暁
(
つうげう
)
豈
(
あ
)
聊
(
いさゝ
)
目懸
(
めがけ
)
究
(
きは
)
誘掖
(
いうえき
)
竟
(
つひ
)
蓋
(
けだ
)
緩漫
(
くわんまん
)
憚
(
はゞか
)
厭
(
いと
)
力
(
つと
)
凡
(
すべ
)
啻
(
たゞ
)
好
(
よ
)
如何
(
いかん
)
尠
(
すく
)
傷
(
きずつ
)
所作
(
しよさ
)
所謂
(
いはゆる
)
抑
(
そもそ
)
且
(
かつ
)
撞着
(
どうちやく
)
偖
(
さて
)
陳
(
の
)
咎
(
とが
)
凝
(
こ
)
頃者
(
このごろ
)
迨
(
およ
)
預察
(
よさつ
)
出梓
(
しゆつし
)
頻
(
しき
)
該撒
(
しいざる
)
顧眄
(
こべん
)
只管
(
ひたすら
)
若
(
も
)
台詞
(
せりふ
)
能
(
よ
)
職
(
しよく
)
曩
(
さき
)
塲景
(
シインリー
)
寔
(
まこと
)
強
(
し
)
独逸
(
ドイツ
)
狂飈
(
きやうへう
)
揮
(
ふる
)
桜癡
(
あうち
)
柝木
(
ひやうしぎ
)
最早
(
もはや
)
最少
(
もすこ
)