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寔
ふりがな文庫
“寔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まこと
98.4%
こと
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まこと
(逆引き)
国に
斯様
(
かよう
)
な朝臣があるのは
寔
(
まこと
)
にめでたい限りであるから、
何卒
(
どうか
)
此の上とも体を大切にされて、一日でも多く長生きをして下さるように
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「きのうは
終日
(
ひねもす
)
、山をあるき、昨夜は近来になく熟睡した。そのせいか、きょうは
寔
(
まこと
)
に気分がよい。
風邪
(
かぜ
)
も本格的に
癒
(
なお
)
ったとみえる」
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寔(まこと)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こと
(逆引き)
胸中
寔
(
こと
)
に察するに余りあるが、その燕路は今夏
不遇裡
(
ふぐうり
)
に、かの歌笑と相前後して没し、かしくは郷里の
野州
(
やしう
)
へかへつて以来、消息を聞かず、おもひでは共に寂しい。
落語家温泉録
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
寔(こと)の例文をもっと
(1作品)
見る
寔
漢検1級
部首:⼧
12画
“寔”を含む語句
東寔
沙門東寔
“寔”のふりがなが多い著者
吉川英治
谷崎潤一郎
正岡容
北村透谷
佐左木俊郎
作者不詳
高浜虚子
永井荷風
佐々木邦
黒島伝治