“桜癡”の読み方と例文
新字:桜痴
読み方割合
あうち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきには桜癡あうち居士の文壇より入りて歌舞伎座の作者となりしが如き、近く又美妙氏の野心勃々ぼつ/\として禁じ難く、明年早春を以て、念入りの脚本をだすべしと聞けば
劇詩の前途如何 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
団菊だんきくはしをれて桜癡あうちは散りにき。
偏奇館吟草 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)