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桜草
ふりがな文庫
“桜草”のいろいろな読み方と例文
旧字:
櫻草
読み方
割合
さくらそう
80.0%
プリムラ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さくらそう
(逆引き)
雪割草
(
ゆきわりそう
)
は、だれかと
思
(
おも
)
って、その
方
(
ほう
)
を
見
(
み
)
ると、しゅろ
竹
(
ちく
)
の
蔭
(
かげ
)
から、うす
紅
(
あか
)
いほおをして、
桜草
(
さくらそう
)
が
笑
(
わら
)
いながらいっているのでありました。
みつばちのきた日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
現に今日も、この
卓子
(
テエブル
)
の上には、
籐
(
とう
)
の籠へ入れた
桜草
(
さくらそう
)
の鉢が、何本も細い茎を
抽
(
ぬ
)
いた先へ、
簇々
(
ぞくぞく
)
とうす赤い花を
攅
(
あつ
)
めている。……
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
桜草(さくらそう)の例文をもっと
(8作品)
見る
プリムラ
(逆引き)
原には一面に勿忘草が空色に咲いて、野生の三色
菫
(
すみれ
)
に、黄色の
桜草
(
プリムラ
)
がある。それから小さなリンドウ Gentiana verna の、さえた瑠璃色が、何とも云えず美しい。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
桜草
(
プリムラ
)
も咲いてゐたらう
春と修羅 第二集
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
桜草(プリムラ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“桜草(サクラソウ)”の解説
サクラソウ(桜草、学名:Primula sieboldii)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草。日本のサクラソウ類の代表で、日本では北海道南部、本州、九州の高原や原野に分布し、朝鮮半島から中国東北部へかけても分布するが、野生の群落をみることはまれになっている。また埼玉県と大阪府の県(府)花に指定されている。
(出典:Wikipedia)
桜
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“桜草”で始まる語句
桜草属
検索の候補
小桜草
桜草属
“桜草”のふりがなが多い著者
辻村伊助
上田敏
横光利一
宮沢賢治
岡本かの子
永井荷風
太宰治
芥川竜之介
小川未明