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勃々
ふりがな文庫
“勃々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼつぼつ
80.6%
ぼつ/\
11.1%
むか/\
2.8%
むくむく
2.8%
むらむら
2.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼつぼつ
(逆引き)
そこで無為軍に美邸をかまえ、ずいぶん
贅沢
(
ぜいたく
)
な生活ぶりをやっているが、どうして、なおまだ内には野心
勃々
(
ぼつぼつ
)
たるものがあるらしい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勃々(ぼつぼつ)の例文をもっと
(29作品)
見る
ぼつ/\
(逆引き)
永禄元年十月に武蔵守輝国が
卒去
(
そっきょ
)
したので、河内介は父の家督を継いで武蔵守輝勝を名告り、今やその
勃々
(
ぼつ/\
)
たる雄心に誰も
掣肘
(
せいちゅう
)
を加える者がなく
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
勃々(ぼつ/\)の例文をもっと
(4作品)
見る
むか/\
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
行
(
ゆ
)
く/\
午前
(
ごぜん
)
に
見
(
み
)
て
暫
(
しばら
)
く
忘
(
わす
)
れて
居
(
ゐ
)
た
百姓
(
ひやくしやう
)
の
活動
(
くわつどう
)
を
再
(
ふたゝ
)
び
目前
(
もくぜん
)
に
見
(
み
)
せ
付
(
つけ
)
られて
隱
(
かく
)
れて
居
(
ゐ
)
た
憤懣
(
ふんまん
)
の
情
(
じやう
)
が
復
(
ま
)
た
勃々
(
むか/\
)
と
首
(
くび
)
を
擡
(
もた
)
げた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
勃々(むか/\)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
むくむく
(逆引き)
声の
主
(
ぬし
)
を早くも
其
(
そ
)
れと知ったのであろう、白い物は
勃々
(
むくむく
)
と起き
上
(
あが
)
って、縁の
前
(
さき
)
へ忍んで来た。障子を
洩
(
も
)
るる
燈火
(
ともしび
)
の光に
透
(
すか
)
して
視
(
み
)
ると、それは雪だらけの重太郎であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
勃々(むくむく)の例文をもっと
(1作品)
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むらむら
(逆引き)
と、私の心も
寂然
(
しん
)
となる。その
寂然
(
しん
)
となった心の底から、ふと恋しいが
勃々
(
むらむら
)
と湧いて出て、私は我知らず
泪含
(
なみだぐ
)
んだ。ああ、成ろう事なら、此儘此墓の下へ入って、もう浮世へは戻り
度
(
たく
)
ないと思った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
勃々(むらむら)の例文をもっと
(1作品)
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勃
常用漢字
中学
部首:⼒
9画
々
3画
“勃々”で始まる語句
勃々然
“勃々”のふりがなが多い著者
丘丘十郎
押川春浪
大隈重信
内村鑑三
二葉亭四迷
島崎藤村
パウル・トーマス・マン
吉川英治
長塚節
中里介山