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掣肘
ふりがな文庫
“掣肘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいちゅう
89.6%
せいちう
6.3%
せいちゆう
2.1%
ひかれ
2.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいちゅう
(逆引き)
すなわち人類の精神的生活が向上して無益なる浪費を自然に
掣肘
(
せいちゅう
)
し、かつ科学の進歩が生活物資の生産能率を高むる事が必要であって
戦争史大観
(新字新仮名)
/
石原莞爾
(著)
掣肘(せいちゅう)の例文をもっと
(43作品)
見る
せいちう
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
が
什麽
(
どんな
)
に
八釜敷
(
やかましく
)
おつぎを
抑
(
おさ
)
へてもおつぎがそれで
制
(
せい
)
せられても、
勘次
(
かんじ
)
は
村
(
むら
)
の
若者
(
わかもの
)
がおつぎに
想
(
おもひ
)
を
懸
(
か
)
けることに
掣肘
(
せいちう
)
を
加
(
くは
)
へる
些
(
さ
)
の
力
(
ちから
)
をも
有
(
いう
)
して
居
(
を
)
らぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
掣肘(せいちう)の例文をもっと
(3作品)
見る
せいちゆう
(逆引き)
生得
(
しやうとく
)
聰明な人だけに、老臣等に
掣肘
(
せいちゆう
)
せられずに、獨力で國政を取り
捌
(
さば
)
いて見たかつた。それには手足のやうに自由に使はれる侍が欲しい。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
掣肘(せいちゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ひかれ
(逆引き)
昨日
(
きのう
)
までは叔父の家とは言いながら
食客
(
いそうろう
)
の悲しさには、追使われたうえ気兼苦労
而已
(
のみ
)
をしていたのが、今日は
外
(
ほか
)
に
掣肘
(
ひかれ
)
る所もなく、心一杯に勉強の出来る身の上となったから
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
掣肘(ひかれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“掣肘”の意味
《名詞・サ変動詞》
掣 肘(せいちゅう)
他人に干渉し、自由な行動を妨げること。
(出典:Wiktionary)
掣
漢検1級
部首:⼿
12画
肘
常用漢字
中学
部首:⾁
7画
“掣”で始まる語句
掣
掣将
掣電
“掣肘”のふりがなが多い著者
佐々木邦
二葉亭四迷
谷崎潤一郎
国枝史郎
中里介山
森鴎外
柳宗悦
吉川英治
長塚節
北村透谷