“卒去”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そっきょ66.7%
おかくれ16.7%
かくれ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永禄元年十月に武蔵守輝国が卒去そっきょしたので、河内介は父の家督を継いで武蔵守輝勝を名告り、今やその勃々ぼつ/\たる雄心に誰も掣肘せいちゅうを加える者がなく
此の頃竹ヶ崎へおいでになって結構な御普請を遊ばして、田地やお山をもお購求かいもとめで、何不足なくお暮しで、処が先頃奥様が卒去おかくれになって、早くどうか嫁をと云うので
「夜半過ぎにお卒去かくれになりました」
源氏物語:01 桐壺 (新字新仮名) / 紫式部(著)