“おかくれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
崩御40.0%
卒去20.0%
御逝去20.0%
逝去20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友よ、お聴き下さい。わたくしは王者の崩御おかくれの時のように、使を遣わしてあなたの名を四風に叫ばしめようとするものではありません。王者はその名号みょうごうを遺し、その陵墓にその名の響を止めます。
此の頃竹ヶ崎へおいでになって結構な御普請を遊ばして、田地やお山をもお購求かいもとめで、何不足なくお暮しで、処が先頃奥様が卒去おかくれになって、早くどうか嫁をと云うので
信濃殿町しなんどのまちと申しまするので奥さまは未だお若うございますが、御運が悪くって殿さまが御逝去おかくれになりまして、今年で丁度四年の間お一方でいらっしゃいますが
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
姿なりの拵えが野暮でござえます、お屋敷さんで殿様が逝去おかくれになって仕舞ったので、何でも許嫁いいなずけの殿様が戦争いくさ討死うちじにをして、それから貞操みさおを立てるに髪を切ろうと云うのを
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)