“討死”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちじに93.2%
うちじ4.5%
ウチジ2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
権太夫の長男太郎長俊ながとしと次子次郎長世ながよとは承久しょうきゅうの乱に京方の供をなして討死うちじにし、三子四郎兵衛尉宗俊ひょうえのじょうむねとしは同じ合戦に関東方にくわわった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ここでは、むかしから灰色ネズミの先祖せんぞたちが、ずいぶん討死うちじにしたものです。
正行マサツラ正時マサトキ和田新発智ワダシンパチドウ新兵衛シンベエ以下兵百四十三名、前皇ゼンコウ御廟ゴビョウニ参ッテ、コノタビノイクサニハ左右ソウナク討死ウチジニ申スベキノ由、御暇オンイトマモウシアゲタテマツリ、如意輪堂ニョイリンドウノ板壁ニ、コレ今生コンジョウノ名残リゾト、各〻
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)