“承久”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうきゅう66.7%
しょうきゅう22.2%
しようきう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
承久じょうきゅうノ乱で、この佐渡へ流され給うた順徳じゅんとく上皇の黒木くろき御所ごしょやら、日蓮上人が氷柱つららの内に幽居した塚原ノ三昧堂まいどうなどへも、まいってみた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
権太夫の長男太郎長俊ながとしと次子次郎長世ながよとは承久しょうきゅうの乱に京方の供をなして討死うちじにし、三子四郎兵衛尉宗俊ひょうえのじょうむねとしは同じ合戦に関東方にくわわった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
折しも、京都には天資英邁文武の諸芸に達し給うた後鳥羽ごとば上皇が、おはしましたから、討幕の御計画が進められたのは当然である。これが承久しようきうの変である。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)