“如意輪堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にょいりんどう50.0%
ニョイリンドウ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正行の姿はもう下山の道とは逆な吉水院きっすいいんの谷を東へ下がって、彼方の如意輪堂にょいりんどうの方へいそいでいるのだった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正行マサツラ正時マサトキ和田新発智ワダシンパチドウ新兵衛シンベエ以下兵百四十三名、前皇ゼンコウ御廟ゴビョウニ参ッテ、コノタビノイクサニハ左右ソウナク討死ウチジニ申スベキノ由、御暇オンイトマモウシアゲタテマツリ、如意輪堂ニョイリンドウノ板壁ニ、コレ今生コンジョウノ名残リゾト、各〻
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)