崩御おかくれ)” の例文
やがて、父皇後嵯峨の崩御おかくれをみるや、後深草は時こそいたると、院政の覇座はざを狙われた。ところが、これにも、亀山天皇の邪魔が入った。——弟と兄の喧嘩である。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
友よ、お聴き下さい。わたくしは王者の崩御おかくれの時のように、使を遣わしてあなたの名を四風に叫ばしめようとするものではありません。王者はその名号みょうごうを遺し、その陵墓にその名の響を止めます。