“崩殂”の読み方と例文
読み方割合
ほうそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引續きて維廉ヰルヘルム一世と佛得力フレデリツク三世との崩殂ほうそありて、新帝の即位、ビスマルク侯の進退如何などの事に就ては、故らに詳かなる報告をなしき。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
先帝、創業いまだ半ばならずして、中道に崩殂ほうそせり。今天下三分し益州は疲弊ひへいす。これ誠に危急存亡のときなり。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ビヨルネよりは寧ろハイネを学びて思を構へ、様々のふみを作りし中にも、引続きて維廉ヰルヘルム一世と仏得力フレデリツク三世との崩殂ほうそありて、新帝の即位、ビスマルク侯の進退如何いかんなどの事に就ては
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)