“崩落”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうらく50.0%
ぼうらく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氷河は既に五月の始めに、新雪から解放せられ、底部から溶解して、空洞になり、激しい滝水で、氷河のトンネルが出来たのが、支持の力を失って、崩落ほうらくを始め、岩石や砂礫されきを押し流して
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
四、五年成金熱に浮かされているうち、講和条約が締結され一時下った相場はまた暫く途拍子とっぴょうしもなく絶頂に達したかと思うとたちまちにしてまた崩落ぼうらくした。
雪解 (新字新仮名) / 永井荷風(著)