“崩穴”の読み方と例文
読み方割合
がけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、途中でその馬が、制する声も手綱さばきも聴かばこそ、崩穴がけや沼地のうへを飛び越え跳ね越えする時には、祖父は生きた心地もなかつたといふ。
一昨年をととしのこと、例のフォマ・グリゴーリエヸッチがディカーニカからやつて来て、たうとう新らしい馬車と鹿毛かげの牝馬もろとも、崩穴がけへ落つこちてしまつたといふ始末でな