トップ
>
疲弊
ふりがな文庫
“疲弊”の読み方と例文
読み方
割合
ひへい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひへい
(逆引き)
が、たちまち一面に、民力の
疲弊
(
ひへい
)
という暗い
喘
(
あえ
)
ぎが社会の隅から夕闇のように
漂
(
ただよ
)
い出した。巷の
怨嗟
(
えんさ
)
。これはもちろん伴ってくる。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
露国との戦争が済んでから間もない頃で、日本の農村は一般に
疲弊
(
ひへい
)
していた。彼等の村はことにひどいようだった。
熊の出る開墾地
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
双方ともに国力が
疲弊
(
ひへい
)
するは必然の理で、もしその上に実際戦争でも始めたら経済上両国ともにつぶれてしまう。
戦争と平和
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
疲弊(ひへい)の例文をもっと
(21作品)
見る
疲
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
弊
常用漢字
中学
部首:⼶
15画
“疲弊”で始まる語句
疲弊困憊
検索の候補
疲弊困憊
“疲弊”のふりがなが多い著者
吉川英治
知里真志保
丘浅次郎
柳宗悦
佐左木俊郎
三遊亭円朝
森鴎外
岡本かの子
永井荷風
坂口安吾