“ひへい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
疲弊91.3%
丕閉4.3%
疲憊4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
露国との戦争が済んでから間もない頃で、日本の農村は一般に疲弊ひへいしていた。彼等の村はことにひどいようだった。
熊の出る開墾地 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
弁ズルコトハ外ニ明ナリト雖ドモ心常ニ壅塞ようそく丕閉ひへいシテ理内ニ暗シ如此ノ徒ハ我植学ノ域内ニ在テ大ニ恥ヅベキ者ナラズヤ是レ之ヲ強求スレバ必ズ得ルコトアルモ我ノ理ノ通ゼザル処アレバ皆之ヲ神明ノ秘蘊ニ托シテ我ノ不明不通ヲ覆掩修飾スレバナリ
其の後の家庭的困窮疲憊ひへいは残らず彼女から若い女の持つ魅力を奪い去って了い、一として私に関心を起させる秘密を失って居るのであります。
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)