“そっきょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
卒去100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老大納言卒去そっきょの翌年に左大臣時平が死に、それから約四十年の間に時平の一族が次々に滅んだことは既に記した通りであるが、天子は醍醐だいご朱雀すざくを経て村上むらかみとなり
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
だがまあそれも孰方でもよいとして、北の方奪取事件があってから四五年の後、延喜えんぎ九年四月四日に、時平が三十九歳の若さをもっ卒去そっきょしたことははっきりしている。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)