“薨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こう74.0%
かく22.0%
な2.0%
みう2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茲(ここ)に一言して置く。わたくしはこの拙著中人物の生死を記するに大抵没あるいは終の語を以てし縉紳(しんしん)公侯の死にも薨(こう)といい卒という語を
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
宮がお薨(かく)れになったあとで大納言が忍んで通うようになっていたが、年月のたつうちには夫婦として公然に同棲(どうせい)することにもなった。
源氏物語:45 紅梅 (新字新仮名) / 紫式部(著)
左大臣が薨(な)くなったので、右が左に移って、按察使(あぜち)大納言で左大将にもなっていた玉鬘夫人の弟が右大臣に上った。
源氏物語:46 竹河 (新字新仮名) / 紫式部(著)
二十八年冬十月、天皇の母弟倭彦命(やまとひこのみこと)薨(みう)せぬ。十一月倭彦命を身挟桃花坂(むさのつきさか)に葬る。こゝに近習の者を集へて、悉に生きながらにして陵域に埋め立つ。数日死なず、昼夜泣(いざ)ち吟(によ)ぶ。遂に死して爛臰(くちくさ)りぬ。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)