“爛臰”の読み方と例文
読み方割合
くちくさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十八年冬十月、天皇の母弟倭彦命やまとひこのみことみうせぬ。十一月倭彦命を身挟桃花坂むさのつきさかに葬る。こゝに近習の者を集へて、悉に生きながらにして陵域に埋め立つ。数日死なず、昼夜いざによぶ。遂に死して爛臰くちくさりぬ。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)